福祉、オーストラリア、留学、デンマーク、パーマカルチャー、海外、男木島、瀬戸内、島、自給自足

海外×福祉~そして瀬戸内の暮らし~

海外の福祉を学ぼうとオーストラリアに留学。オーストラリアの介護士の資格ももつことに。その後、デンマークでパーマカルチャーやサステナブルな暮らしを体感!只今、瀬戸内の「男木島」で”昔ながらの”の自給自足な暮らしを修業中。日々の徒然なデキゴトがあなたのお役に立てれば幸いです☆

自粛は自"休"自足の最高のチャンス★百姓的コロナの過ごし方

あーーーー、忙しい💦

したい事が多いのに、【春】っていう季節は待ってくれないから、ワカメやフノリが採れると聞いたらそりゃ海に行きたくなる。

昨年はアイルランドでワイルドチャイブやツクシを採ってたけど、今年は日本の山菜にお目にかかれるヾ(⌒(ノ'ω')ノしかも師匠と!! と思ったら山に登りたくなる。。

え?養蜂始めるなら今でしょなの!?って知ると、分群に間に合うように養蜂箱ポチッちゃう🐝(本当はもちろん手作りしたい)

漆喰も塗り進めたいし、はっ!種まき、苗作りしないとやん💦って日々追い込んだような、追われたような、の結果

 

 

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ビル畑化計画《岡本よりたかさんのプランター家庭菜園法 参照》

 


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コンポストトイレ始めてみたり

(茶色いのは未使用のおが屑と米ぬかだから大丈夫だよ🍛)

 


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トマトの種を1週間お腹で温めてみたり🐣


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4箱仕掛けてみたり🐝🙏

 


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山菜

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海藻採り

 


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コテに飽きて、手でグルグル漆喰塗って

 


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テンダーさんの『わが家電力』にワクワクして取り掛かったり

 


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蕨の葉っぱで納豆作ってみたり

 


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岡本先生をたずね訪ねて行ったり

 


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年代物のタンスや梅酒や大工道具を頂いたり

 

 

             自粛

 

 

立派な虫歯の親知らず抜いたり

 

 

してたんですな☝

 

まだまだあるし、やりたい事もある。

ネットでも本でもたくさん情報があるし、物流はお陰様で動いてるから、なんか面白そうって思ったことはしてみよー✊✨

 

ところで

私このコロナ、とっても馬鹿馬鹿しいと思ってます。

もう、馬と鹿に申し訳ないくらいに🐴🦌👏

 

地震や天気だって操作できる世の中で、このウイルスが人的に計画的にばらまいて、マスコミは不安煽って個人情報ばらまいて人権侵害して。

武器売りたいのか、ワクチン売りたいのか知らないけど、撒くなら種蒔かせんかい✋🔥✋

 

この人同士で監視しあってる、し合うように仕向けられてるやり方もなんと巧妙。

 

これからも、ますます拍車かかって、自然災害、戦争、飢餓、お金の価値の崩壊、は起こるでしょうね。

 

そんな時に必要なのは人同士と自然との協力ですよ。お金じゃないよ。

 

食べ物はね、作れるよ。

意外と1株でたくさん採れるから、好きなあの子にあげれるよ♡

 

仕事が休み?チャンスです( ˙▿˙ )☝

自給自足の1歩を👣🌱

【住】アースバック建築解説🏡基礎〜躯体vol.3

すみません_(。_。)_

スラブ打ち、思った以上のハードな現場に日々追われ、更新をサボってました…

そして、もう古民家の再生プロジェクトも開催して、そう、帰国?してます( ˙▿˙ )

 

先日4月1日に上棟しました!


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でっかい!!!!

私は上棟手前で帰りました😅


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⤴それでもこの段階まで積みました<( ¯﹀¯ )>

 

よって、前回の記事で紹介した工程を基本的には繰り返して積み重ねていくのですが、新しい技を5つお伝えするとして、残りの仕上げ&こっからの左官仕上げ(コロナの影響で延期となりました)は先輩ビルダー【ごっとんの神ブログ】を読んでね♪

 

必殺╰(`・ω・)╮  −−==≡≡≡丸投げ

 

1.鉄筋いれ

今回は【ゲストハウスにする】ため、大型&建築基準法が関わるということで鉄筋を入れます💪

ただ、アースバック自体の強度としては、壁自体が構造にもなるため鉄筋がはいってなくても問題はない程強いそう☝現にアメリカでは鉄筋なしで大型のアースバック建築物はあります。


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基礎部分にも埋め込んで


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アースバックが高くなるにつれて


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鉄筋も埋めていく(伸ばしてく)イメージです🌱

 

このいわゆるスラブ打ち。

魔の『スラブ打ち。』

コンクリートってアースミックスより体感で2〜3倍は重いのよね〜😫

高くなるごとに、

「来たかぁ」_ノ乙(、ン、)_

ってなってた(笑)

 

やり方はね、


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砂利とかを手や風でぶおーっと飛ばして


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ラス網の両端3〜5センチ谷折りしたものを巻き付けて、両端をビス止めしてポッケを作り、その中にコンクリート(セメント:砂=3:1)を流し込む!そして棒でつついたり、トントンしたりして空気が入ったままかたまらないように詰め込みます!


f:id:saya1226km:20200403232035j:imageごっとん!&てっきん!


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最終的には横筋もテラスも作ったのでたくさんコンクリートバケツリレーもしました💪

ちなみに上段のR(カーブ)が始まる部分からは鉄筋もRに沿わして曲げていきます(人力らしい💦)

f:id:saya1226km:20200405232921j:image迫力満点!

 

2.窓枠、ドア枠

アースバックは土なのでアーチや曲線の枠はお手の物です!


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こんな丸窓(枠)も


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おっきなテラス窓も

 


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不思議な形の玄関も


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半円窓も…

遊び放題です✨

 

円形だと植木鉢を利用してもいいし、木材で型を作ってもいいので、ある程度強度のある枠を作り、水平をしっかり確認したら、


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倒れたり、ずれないよう杭等で支える!

 


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そして、基本的には両端からレベルが合うように同じ厚さで積んで、

 

何週間かしてしっかり乾いたら、枠を外す!f:id:saya1226km:20200406000557j:image( ゚д゚)パッカーン🎉

 

のですが、イレギュラーは

 

3.アーチ超え

細いアーチ枠だと、1本で、ちょっと厚めだと2本並列させて超えてくのですが…

《行きは良い良い帰りは怖い》♪

です☝

 

そう、行き(登り)はさ、重力でさ、土は勝手に詰まるけどさ、帰り(下り)はさ、土が出ようとするからちゃんと詰まらないんさぁ〜

 

てことで登場するのが
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オリオンビールのケース🍺🍺

板。

これを、写真のように台にしてちゃんと詰めてから板外して沿わしてあげてね♪

 

ちなみに、1mを超える厚いアーチ。

例えばこんなやつ↓↓↓


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を超えるには、枠に対して垂直にアースバックを置いていきます☝

 


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まず枠の上にラス網を乗せて、等角度で印を付けておきます。

 

つまりこういう事↓


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この印通りに詰める訳では無いけど、両端から水平に積んでいくための目安になります✨


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ここでも、1段?1列?詰めるごとに上からだけでなく横からまタンピング!!

 

 

そして、もっと複雑な形の枠周りには、

4.ベロ出し&造形

を施しましょう。

通称【ベロ出し👅】

なぜなら、


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窓枠の横にはだいたいこの、『ペロン』とした奴を垂れ下げて隙間を埋めてるから😋

 

作り方は

①隙間を埋めたい段の端をベロ分長くアースバックに詰める。
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②枠に添わせて垂らす&マグネシウム水を掛けながら叩いて成形
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③ボルトを打ち込んで固定。

それでも空く隙間を、泥(=アースミックス-砂利)を手でペタペタ塗りつける。
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※曲線のベロ出しは難しいので、写真の通り乾くまで支えを付けたり、ネットとボルトで更に補強してあげます。

 

④乾いたら完成!
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最後に

5.アールを示すコンパス設定

ドーム型の家を作ってるためある高さまで同心円で詰んだらだんだん半径を小さくしてRを出してかないと…


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《トンガリコーン》になっちゃうよ☝笑

トンガリコーンてホンマによく見ると層になっててアースバックそのものね( ⍥ )!

 

こんな縦長にならない為に必要なのは、

新しいコンパス

          と

内側に積む勇気🍞

 

ですよ。

 

元のコンパスがドームの中心から地面に平行に円を描くのに対して、新しいコンパスはドームの外周上に置いて地面に垂直な円形を描きます。


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こんな感じ⤴

このコンパスが中心点を通った時に描く円がドームが出したいRを教えてくれるのです✨

 

この新コンパスの軌道を次の段を積み始める前に旧コンパスに落とし込むために必ず毎回設定し直します。

 

やり方は

  1. 旧新コンパス両方をピンと引っ張り重なるところを探す
  2. 次に積むアースバックの半分の厚さ(だいたい拳1個分上)の高さで2つをつかみ、旧コンパスについてるカラビナを新コンパスのカラビナの位置に設定し直す
  3. 次の段を積む時は旧コンパスのカラビナの円形をチェックしながらフォローしていく。

※新コンパスのカラビナはドームの出したいアールて設定してるので変えない!

 


f:id:saya1226km:20200406223834j:imageこれらを


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これくらい真剣に、外から引っ張る!

 

以上が、アースバック建築でドームハウスを作る🏡躯体編でした🐸

コロナの影響で、内装&外装&造形は9月から。ボランティアも新たに募集するかも?

詳しくは、アースバック協会の情報をチェック☝

 

さ、次は念願のコブハウスを建てるぞー🍡

 

 

【住】アースバック建築解説🏡基礎〜躯体vol.2

早速ね、意外と早くね、解説しましょうね😊(私この「〜しようね。」って言う優しい沖縄弁の語尾好き♥)

 

今回作ってるのは6名まで宿泊できるゲストハウス。

なので、3m(ベッドルーム)+4m(浴室とトイレ)+5m(リビングとキッチンと2段ベッド)ドームの連結を約1ヶ月半で躯体仕上げていきます。

 

>まずは基礎作り

多湿な日本での自然建築に大事なのは、水・風・光の出入りをしっかり考えること。

 

排水をよく考えて傾斜をつけて、アースバックで壁を積んでくラインをユンボーで約50cm掘ります。この規模だと重機も必要なんですね。


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掘ってくれた業者さんも初めての曲線に「何を作るの〜?」と興味津々だったよう(笑)

 

その溝に、
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砂利を流し込みます。大きめの砂利(というより石)を先に。その上に小さめの砂利をタンパーで叩きながら入れてきます。

 

>水平をとる

排水のため傾斜をつけましたが、こっから先は家が傾かないよう水平が大事。

人間の目は錯視によって高さがちゃんとは分からないので、杭を打って水平を取りながら進めていきます。

この水平のとり方が斬新!

 

使うのは、レーザーでもなく
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チューブと水!!

透明なチューブに余白を残して水を入れておき、片方の水面を中心に置いた基準となる杭の高さのところに固定する。


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反対側のチューブを外周の杭にあてていき、水面がくる所をマークしておく。

この水面同士は同じ高さで固定されるからできる原理☝


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※チューブを動かす時は、基準点より高く上げると水が溢れ出てしまうので、必ず指で穴を塞ぐこと!

 

>>コンパスを作る

水平を出すのとともに、ドーム建築では円形のカーブも正確に測り重ね続けることが重要になります。

ちなみに、曲線の方が直線より強度が高くなるので、耐震性・耐久性が高まります。ただ可愛いだけじゃない✨


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さて、ドーム建築なので円形をフォローしていくために巨大なコンパスを準備します。それがこちら↑

円の中心地に杭をうち、そこにキャスターを取り付けます。


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そこからチェーンを取り付けると360°回転するコンパスに!形作りたい円の半径の位置にカラビナを取り付けておきます。

スプリングラインと呼ばれるドームとして真っ直ぐの壁から内側へのカーブが始まる高さまでは、このコンパスを使って円形を確かめながら積んでいきます。

 

>>アースミックスを作る

アースバック(直訳すると土袋。土嚢袋のことですね☝)を積み上げて建てる建築なので、土(アースミックス)を沢山使います!

3万円前後で売ってる70ℓタイプでも十分使えるそう!

こんなの、蓋と車輪付きで使いやすそう!

 

アースミックスレシピ

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まず、水以外をコンクリートミックスで混ぜて、よく混ざったらマグネシウム水を投入します。この水加減がこの後の詰める作業の捗り具合を左右します!が、いつか慣れます😊


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ちなみに理想は、鹿のフンの様なポロポロ具合💩でも握ったらギュッと固まる、です!

ごめんなさい(笑)

 

>>>バギング

アースバックにアースミックスを詰めてく事を指します☝

ロールで売られてる土嚢チューブ(というより長い玉ねぎネットみたい)を必要な長さにカットして端を麻紐で結ぶ。

そして、均等に詰めていくのですが、こちらもコツと慣れと多少の筋肉を要します💪

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すっかりマスターして1番好きな作業🙆🏻Workaway的に3食と宿を提供してくれるなら、プー太郎飛んでいきますよ(:3    )≡:・*・・

 

アースバックはコチラで購入できます。

 

最初の1段目だけ、砂利のみを入れたバックを、2段目からはアースミックスを積んでいきます。

地上から10cm上がったら防水シートで覆って端を内側に巻いて砂利を更に敷いて溝を埋めきります。


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イメージはこうです。

f:id:saya1226km:20200223213347j:image>黄色が防水シート

 

>>>タンピング


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1つ積んだらタンパーで上面、側面を小さめの木槌などで叩いて水平を出します。

水平器とコンパスをしっかり使っていきます。

 

>>>>ダボ石&スポンジ仕上げ

 

下の層と上の層がズレないようにダボ石とよばれる石で固定します。昔は有刺鉄線を使って両方に刺してたらしく難しく危険でしたが、より自然に簡単に改良されてます✨

 


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理想のダボ石は左端。大きすぎても小さすぎてもいけません。だいたい指2本分のサイズがベスト。尖っていると更にいい▷


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これをジグザグに長さの半分程度埋まるように打ち込んでいく。

このお陰でズレません。

 

そして、後の左官がやりやすい様に表面をマグネシウム水をたっぷり含んだスポンジで擦っていきます。ポロポロした表面からツルっ、テカッとした表面になったらOK!

 

 

 

以上が、基礎編でしょうか。

こっからも窓枠が入ったり、室内の床を作ったり、ドームを成型したりと応用がありますのでまた次回、応用編にて(ง °Θ°)ว✨

ちなみに丸10日間作業してこのくらい進みますよ!

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最近、福祉でもなければ海外でも瀬戸内でもないな…とハッとした( ゚∀ ゚)!

沖縄はほぼ海外ってことで、お楽しみに✋

【住】アースバック建築解説🏡基礎〜躯体vol.1

ご無沙汰しました。

今年は【住の自給自足をマスターするぞ!】と決意通り、2つのプロジェクトが進んでましたが…もう1つ加わりました👏

 

まずね、2つのプロジェクトの進捗から!

 

>>1 ビルのセルフリノベ
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ビルは無事に物がなくなり、内装に入ってます✨

使ってるのはこれ☝

天然素材だし調湿もコンクリートだけよりは上がるし、何より可愛い!! ポテポテ厚塗りしてます。

ちなみに、プロジェクト3つめのアースバック建築でも左官で漆喰を使いますが、この塗る作業。単純だけど肩・首にくる重労働💦

誰かとぼちぼちやってください。

 

>>2 島の古民家セルフリノベ

スクール参加者で改装して使わせて頂けることになった空き家✨

あれから、香川県民は私だけというのに大阪、広島、東京、愛媛から月1〜2のペースで集まってます🔨💥


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こちらが改装することになった古民家


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物も散乱


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梁の傷みも激しかったですが…


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天井も床もはくって、物を片付け、雨漏りしてた瓦を補修して…


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ここまできました✨

そう!ここから見える瀬戸内海!絶品なんです😍

どうリノベしようか、何を材料にするか、どう使うか、皆でワクワク♪

 

>>3 アースバックで0から建築

アースバック建築でゲストハウスを建てるプロジェクトのボランティアのため、沖縄に来ています(*・ェ・*)ノ

2週間で…


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0から〜


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ここまで来ましたぁ〜!!

はいさぁーーい👏

 

まずは、アースバック建築とはなんぞや?ってことですが、土(earth)を土嚢袋(back)に詰めて、壁・構造体をつくっていく建築法でコブハウスにも共通する点が沢山あります☝

コブハウスはバックやセメントを使わないのでもっとエコだと個人的には思うのですが、主原料が土ということで、耐火性・耐震性・耐久性、曲線が自由に作れるのでデザイン性も高いところが共通項でしょうか。

 

https://www.earthbag.info/about詳しくはコチラをチェック

 

こーんな家が建つんです✨

 

》外観
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》内観
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作り方が気になるところだと思います( ΦωΦ )

が、次回詳しくね>>>>

自給自足スクールの成果報告〜ビジネスじゃない場作りって?〜

明けましておめでとう御座います🎍
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いよいよ始まり、そしてすでに第2フェーズに突入した【自給自足スクール】

どの切り口からまとめればいいのか迷いますが、今回は参加者であり企画者であったため、企画者としての感想を。

 

前記事にも書いてますが、私がしたかったのは

「人と人、そしてあらゆる物との関係を大切にして生きる。

人も物も擦り減らす無駄遣い、大量生産・大量消費経済で暮らさない」

と、

「共に創り、共に生きる場をつくる。」

 

こと。

 

だから"スクール"という名称から

"《医・食・住 》手作りできるようになりましょ!7DAYS合宿"

に変更し、共に学ぶメンバー募集となりました。

集まってくれたのは、

九州、関東、大阪、四国から8名

古典の先生、大阪・熊本で働く会社員、筑波の研究員、シーカヤックのインストラクター、博士号取得中の会社員、一級建築士、JA職員など、社会的役割も年齢も多彩なメンバー。

 

これはスクールじゃない

大事にしたかったコンセプト、また意識してもらうために最初に伝えたことはこれ!

・先生と生徒

・ホストとゲスト

・サービス提供者と支払い者

という関係ではなくて、

 

共に学ぶ仲間

 

になるということ。

 

だから、洗濯や掃除、薪割から焚き付け、食事準備も全部みんなでするし、学ぶことやスケジュールもみんなで決めたかった。(結果準備不足も多々あった)

利益はなくて食費と光熱費だけ、その代わり家に島に返してもらう"お返しTime"を午前に設けて大掃除したり、石垣に瓦を詰めたり、水墨画で観光マップを制作したりした。

参加者同士でも教え合えるようWSを開いてもらった。

 

グループが大きく動いたのは鶏絞めだった

2日目という早々のタイミングで組み込まれたプログラム。この鶏絞めが"参加者"から"仲間"への動きを加速させたのを感じた瞬間Part1です。

 

ただの気持ちの高揚による結束力でしょ?

と言われたらそれもあると思うんですけど、いちばんの要因は教えてくれる人がいなかったこと。

 

参加者も猪解体をした事があった1人を除いてスーパーのお肉以外知らない。

殺し方も絞める鶏も自分たちで調べて考えて決める。

とてつもなく重い雰囲気で始まったけど、何故か皆感じたことは似てたりして一体感を感じるきっかけだったね。

 

第2波は、コンポストトイレ内の立ち話

奇を衒ってる訳ではなくて、本当にこういう時に訪れるんですよ。

私がやってみたい事を語って、そしたらそれにちなんで知ってることやアイディアを皆が語ってくれて(inトイレ)

状況は分からないと思いますが、自己開示が大事だと思った小話です。

 

学びをシェアする時間は毎日必要

日々いろんなことを学んで実践して、怒涛のように過ぎていくけど、どこかで必ず立ち止まって自分の感じたこと、皆の学んだことをシェアするのはとっても大事。

 

そこで参加者に有効だと教えてもらって、実際すごく効果があったのが、

 

ダイアログワーク

①グループの中であまり話せてないと思う人とペアになる

②5分ずつ聞き手と話してに分かれて語る

③その際、聞き手は上手く聞き出し、話しての話してたことやキーワードを書留める

④5分経ったら、こんな事を話してたよ!とメモを渡してあげる

⑤話し手交代して同様に

⑥グループ全体でどんなこと話したかシェアしてもいいし、メモを貼っておいて「この話なんだったの?」といった具合に後で個別に話す種としても良い

 

全体に向かってシェアするのは気が引けても聞き手が1人なら話しやすいし、5分って意外と長いから自分の学びの整理にも、相手の話からインスピレーションを貰うこともできます!!


最高の"仲間"に

結果、当初の予定の

・お節作り

・餅つき

・鶏絞め

コンポストトイレ解説

・穴釣り、磯遊び

・書き初め

・野草摘み

・豆乳、甘酒、酵素ジュース作り

・自然農レクチャー

・着物の着付け&初詣

 

に留まらず、

 

・海図の読み方

超芸術トマソン

・キノコ狩り

・男木島の街並み理解

・自分の足る足らないを知る

 

などなど盛り沢山で学べて、笑って、泣きました。

 

スクールでよくある、その場限りのグループではなくて、自然発生的に古民家を買い取って改修していこう!というフェーズに突入してます😍

本当に嬉しい!

 

もうスクールという形での募集は無いでしょう。(私がしたいのはスクールの運営ではないので)

でも、古民家改修の超参加型のWSは開くことになりそうです🏠🙆

この指とーーまれ☝

【住】プロジェクト、ついに妄想発表!

Earthshipや最近巡った素敵な古民家からたっくさんインスピレーションを受けてリノベの方向が固まってきました😍

 

妄想を…

発表……

いたしますっ!

 


f:id:saya1226km:20191218211708j:imageこんなベンチを入口横に作って、ドアもやっぱり木枠で作って

 


f:id:saya1226km:20191218230412j:image入ってすぐの鏡つき通路では絵の中の1部になれるアート壁画を描いてもらって(何やら本物の植物も使うそうな。もう想像を超えてて分からん!)


f:id:saya1226km:20191218230643j:image完全に天然素材の土佐漆喰を壁・天井に塗って


f:id:saya1226km:20191218230159j:imageトイレは祖父がデザインしてもらって大量に残ってるお店の包装紙をデコパージュして


f:id:saya1226km:20191218230930j:image誰でも欲しい物を持って帰って、不用品を置いてける、クルクルを通って


f:id:saya1226km:20191218231028j:image家庭菜園できちゃう土と緑が広がるスペースが、


f:id:saya1226km:20191218231306j:image外にも!そんで、ハーブ摘んでそのままお茶飲んで本をぼーと読める都会のオアシスに.*・゚(*º∀º*).゚・*.


f:id:saya1226km:20191218231547j:imageコブハウスの練習も兼ねて、こんなパーテーションか秘密基地を作ってみよう♪♪♪

 

 

 

…で、現実は🗿


f:id:saya1226km:20191218231918j:image壁はハゲハゲだし

 


f:id:saya1226km:20191218232026j:image包装紙は包装紙のままやし(トイレは見せれない程汚いよ♥)

 


f:id:saya1226km:20191218232114j:imageこんなんで(でも綺麗になったでしょ?)


f:id:saya1226km:20191218232150j:imageこんなんですから。

 

先は長いのです( ˙▿˙ )☝

 


f:id:saya1226km:20191218232332j:imageあ!こんな照明も作りたい!(まだ言うか!?)ので、せっせと可愛い色の瓶を集めてます。

 

あんまりジュースとか飲まないから、

空き瓶、空き缶ください🙏

【住】エアコン無しで年中21℃を保てるエコハウス!Earthship視察~医・食・住を自給自足~

先週末訪れた念願の【Earthship MIMA】について久々に意味のある(といいな)記事を書きたいと思います!

 

まず、Earthshipとは?

1970年代からアメリカ人建築家マイケルレイノルズ氏が実験に実験を重ね建て続けているオフグリッドハウス(公共のインフラを必要としない建物)の名称です。いわゆるゴミと言われる古タイヤや空きビン、空き缶を建材として使用したこの建物は、年間通し室内気温がほぼ21度前後を保つため、冷暖房器具を必要としません。室内で使用する水は全て屋根でキャッチした雨水をろ過して使い、風呂や洗面で使用した水が建物内に植えられた植物の根元を通り、これらの植物を自動的に育てます。現在世界中におよそ1500棟以上建設されており、日本ではEarthship MIMAが初めてとなります。

(Earthship MIMA ホームページより)

これ、Earthshipの存在を知ったと同時に徳島に日本はおろか東アジア初のEarthshipが建った✨と知って、ずっとずっと行きたかったのです!

男木島のご縁で繋がった12名での視察👀

建築士さんも多くいらっしゃって、質問や解説が面白くてとっても勉強になりました。

 

自然エネルギーでまかなう仕掛け


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コブ?♥かと思いましたが古タイヤに土をつめて積み上げ、モルタルを塗った素材で断熱


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南向きに建てる

f:id:saya1226km:20191217233906j:image  f:id:saya1226km:20191217233925j:image
すると内側では、温室のようにアボガドなどが育っている🌱薪ストーブもエアコンも何もないのに、本当にあったかい。ちなみに、12月の山の中で室温19℃でした⸜🌷︎⸝‍


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北側には、こんな丸い可愛いお部屋が2つ


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実は外から見ると埋まっている(というか建ててから土を被せて埋めた!)地中は温度が安定していて夏は涼しく、冬はあったかい。

やっぱ師匠の言う通り地中に住まねば(ง ˙-˙ )ง


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夏は北側地上のこの窓をパカッと開けると、


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地中を通って冷やされた空気が北側の部屋の下部へ入ってきて、クーラーの風のように家を冷やし〜


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上部へと暖気が登って窓を通り〜


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紐を引っ張って


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屋根の窓を開けて、また外へと戻っていく!!


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降った雨は、屋根と緩やかな小石浄水路の傾斜を通って、


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集められ、


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家の中の濾過器で飲水にまで濾過される。


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洗面所やお風呂で使った排水(キッチン排水は油が含まれるので通らない)は、


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植物に灌水しながら、濾過されながら(実は家の中にあるこの土、深さ60cmと深い!)


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集めて濾過され、トイレ用水へ!


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12枚あるソーラーパネルで得た電気は


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バッテリーに蓄電され使用されます。

 

〜Earthshipができるまで〜

①資金調達

アースシップ協会へ1500万

その他、ボランティアへの食事代

資材代などなど

クラウドファンディングもされてましたね!

READYFORアースシップサイト

 

②用地を建築家に確認

山林を宅地にするのには半年程度かかることもあるし、都市計画区域などに含まれないか確認しないと💦

 

③廃材集め

建築資材となるため

・古タイヤ:8000個

・空き缶:14000本

・空き瓶:3000本     など

 

④ボランティア(というかワークショップ受講者)集め

何故言い直したかというと、1ヶ月ボランティアするのに参加者が20万払うから

 

⑤地元の大工さんとある程度の素地作り

 

⑥80人で4週間労働

Earthship協会より講師とボランティアが世界中から集まり、またホストが募集した日本人ボランティアも総勢80人で朝から晩まで労働!

 

⑦残りの工程をまた地元の大工さんと

 

⑧保健所、建築確認などを突破

宿泊業にするか個人宅にするかで要件も変わると思う

 

⑨完成🏡

 

途方もなく長く感じるけど、Earthship協会の完成されたガイドもあったためやり遂げられたとのこと。自然建築って地域にとって前例の無いことをすることが多いから、とっても参考になります📝

 

筒井の感想

要らんわって人は本当にここで閉じてくださいね🈁

 

《取り入れたい点》

①まず、オーナーの倉科さんの行動力&柔らかさ😊地元の人が手伝いたくなるのも分かります!どんな質問も丁寧にぜんっぶ答えて下さりました👏

4月からは宿泊受け入れに変わるので、視察&見学予約はお早めに!! →予約ページ

 

②消費電力の低い家電や装置を選ぶ・組み合わせる意識

洗濯機くらいなら、ちょっと意識の高い人は消費電力も考慮するでしょう。でも、濾過器やポンプとなったら?かさばらなくて多機能を持つ方を選びませんか?

ポンプと圧力機をそれぞれ仕入れて繋げる理由は、総合した消費電力が少ないからでした

 

自然エネルギーを利用出来る設計

前述した通りですが素晴らしいですよね〜!

パーマカルチャーの原理にもありますが、しっかり自然を観察して最大限活用したいものです

 

④廃材利用

自然素材ばかりに目を向けていて、正直廃材に興味なかった。でも、創設者のマイケルなどは、「もはやどこにでも捨てられてあるタイヤは自然の1部だ」と言っているそう。

それもそうかも。作ってしまった物だし、空き缶・空き瓶も含めそこら中にある。おまけにタイヤは埋めても土に戻らない素材だからずっと残り続けてる。なら使った方がいいのかも💡

 

《取り入れられない点》

①自然建築で宿泊業は難しい

小さい事だけど、濾過した水に塩素を入れなくてはいけなかったり、非常灯を常灯しなくてはいけなかったり、いろんな規制がありますね。

 

②協会にお金を払いたくない

いや、払えんの間違いやろ?✋て感じでしょうけど…そうね、払えません。

し、払いたくない!!

家ってそんなに難しいものではないと思うんですよ。壊れたら直せばいいし、増やしても減らしてもいい。自分で1から建てたら直し方も分かりますよね。

そんな、甘い考えの私なんかが家を建てれたらきっと、「生き方の選択肢」が1つ増やしてあげられるはず!

 

2月は土嚢で家を作る《アースバック建築》を学びに沖縄へ🏄

もちろん、宿代の15000円/月のみで実地で学びます!

貴方もいかがですか?→詳細